小学校高学年になると、
「中学生になる前に、そろそろ英語をきちんと勉強したほうがいい?」
「学校の英語だけで大丈夫なのかな?」
「英検も受けさせたいけれど、英語塾に通わせるべき?」
と考えるご家庭も増えてきます。
小学校でも英語の授業がありますが、中学校に入ると単語・文法・読解・リスニングなど、学習する内容は一気に増えます。
現役英語講師こんにちは、はむ先生です。普段は大学生に英語を教えています。専門知識と指導経験をもとに、高学年・中学生の英語学習について紹介しています。
先を見越して、小学校5年生、6年生ごろから英語塾を検討するのは自然なことだと言えるでしょう。
一方で、一口に「英語塾」といっても、指導内容はかなり違います。
学校英語の先取りをする塾もあれば、英検対策に強い塾、英語を専門に学ぶ教室、個別指導、オンライン型の英語学習サービスもあります。
大切なのは、今のお子さんに必要な英語学習ができる場所を選ぶことです。
この記事では、
小学校高学年から英語塾を考えるときに、どんな点を見ればよいのか
を整理していきます。
小学校高学年の英語塾は「何のために通うか」で選ぼう


英語塾を探す前に、まず考えてほしいのが「何のために通うのか」です。
たとえば、
- 中学校の英語についていけるようにしたい
- 学校英語を先取りしておきたい
- 英検に挑戦したい
- 英語が苦手にならないようにしたい
- すでに苦手意識があるので基礎からやり直したい
- 将来使える英語力も身につけたい
では、必要な学習内容が違います。
同じ「英語塾」という名前でも、学校の先取りを中心にしているところもあれば、英検対策が中心のところもあります。
そのため、「英語を習わせたいから、とりあえず近くの塾へ」という選び方では、目的と授業内容がずれてしまうことがあります。
まずは、
半年後、1年後に何ができるようになってほしいのか
を考えてみてください。
「英検5級を取りたい」
「中学校で英語を得意科目にしたい」
「簡単な英文を聞いたり読んだりできるようにしたい」
など、ある程度具体的にしておくと、塾選びもしやすくなります。
▷ 小学校高学年から英語を始めても遅くない?今から英語力を伸ばす方法
小学校高学年の英語塾にはどんな種類がある?


小学校高学年が英語を学べる場所には、いくつかのタイプがあります。
それぞれ得意なことが違うので、特徴を知っておきましょう。
集団型の学習塾
一般的な学習塾では、算数や国語と一緒に英語の授業を受けられることがあります。
中学校で学ぶ単語や文法を先取りしたり、問題演習をしたりする授業が中心です。
メリットは、中学校の定期テストや学校英語につながる学習を早めに始められることです。
一方で、クラス全体で同じペースで進むため、英語を初めて学ぶ子には授業が速く感じられることもあります。
個別指導塾
個別指導では、子どもの現在の英語力に合わせて進めやすいのが特徴です。
「アルファベットから不安」
「英検5級の勉強をしたい」
「文法だけ苦手」
など、学びたい内容がはっきりしている場合にも向いています。
ただし、担当講師によって英語指導の経験に差がある場合もあるため、どんな先生が教えるのかも確認したいところです。
英語専門塾
英語だけを専門に教えている塾もあります。
単語・文法・読解だけでなく、リスニングや音読、英検対策などを組み合わせているところもあります。
「英語をしっかり学ばせたい」という場合には選択肢になります。
ただし、教室ごとに方針が大きく違うため、体験授業で実際の内容を確認することをおすすめします。
オンライン型の英語指導
最近は、オンライン英会話だけでなく、文法・英検・読解などを教えるオンラインサービスもあります。
通塾する必要がないため、習い事が多い高学年には使いやすい方法です。
また、地域に英語専門の塾がなくても、自宅から授業を受けられるメリットがあります。
小学校高学年の英語塾は目的に合わせて選ぼう


小学校高学年の英語塾選びでは、「何をできるようにしたいのか」によって、合う塾が変わります。
たとえば、中学校の英語に備えたい場合と、英語を初めて学ぶ場合、英検合格を目指す場合では、必要な学習内容は同じではありません。
ここでは、
- 中学準備
- 英語初心者
- 英検対策
の3つに分けて、どんな英語塾を選ぶとよいのか見ていきます。
中学準備をするならどんな英語塾?
「中学生になったときに英語で困らないようにしたい」という場合は、単語や文法だけではなく、英文を聞いたり読んだりする学習もあるかを見てみてください。
小学校と中学校では、英語学習の負担が大きく変わります。
中学生になると、
- 覚える単語が増える
- 文法を体系的に学ぶ
- 英文を読む
- 英文を書く
- リスニング問題を解く
など、やることが一気に増えていきます。
そのため、高学年のうちから基本的な単語や簡単に文法を学んでおくのは役立ちます。
高学年であれば、「be動詞とは何か」「一般動詞とは何か」「過去形とは何か」といった説明も理解できるようになっています。
ただし、文法問題が解けるだけで英語学習を終わらせないことも大切です。
たとえば、
I played soccer yesterday.
という英文の過去形を理解したら、その英文を聞く、読む、声に出す。
さらに、
I played tennis yesterday.
のように、自分のことに置き換えて使ってみる。
こうした経験も少しずつ増やしていきたいところです。
たとえば、長期休みを利用した「短期講座」などもよいでしょう。
英語塾で単語や文法を学び、家庭では簡単な英語の本を聞いたり読んだりする方法でもかまいません。
一つの塾ですべてを行う必要はありません。
初心者なら英語塾と英会話教室のどちらがいい?
英語をほとんど習ったことがない場合、
「いきなり塾で文法を勉強するより、英会話教室のほうがいいのでは?」
と考えることもあると思います。
でも、これは「初心者=英会話教室」と単純に決めなくても大丈夫です。
まず考えたいのは、何を身につけたいのかです。
英語を聞いたり話したりする経験を増やしたいなら、英会話教室はよい選択肢です。
一方で、
「中学校に向けて単語や文法も始めたい」
「英語を読む力もつけたい」
のであれば、英語塾のほうが合う場合もあります。
また、高学年の初心者には、高学年ならではの強みがあります。
すでに日本語を読めますし、「主語」「動詞」のような説明もある程度理解できます。
そのため、幼児とまったく同じ学び方をする必要はありません。
英語の音を聞きながら文字を見たり、簡単な文法の説明を使ったりして、効率よく学ぶことができます。
重要なのは、英語塾か英会話教室かという名前ではなく、現在の英語力に合ったレベルから始められるかです。
「小学5年生クラス」でも、すでに何年も英語を学んできた子ばかりのクラスでは、初心者には難しい可能性があります。
体験授業で、
- 初心者でも参加できるか
- どのくらい英語経験のある子が多いか
- 簡単なところから始められるか
を確認してみてください。
4技能バランスよく身に付けられ、個別で始められるという点で、英語教室Lepton(レプトン)はおすすめです。
▷ 英検2級を目指せる!“使える英語”が身につく子ども英語教室【Lepton】
▷ 教室と同じ学習をご自宅で!オンライン子ども英語教室【Lepton Bridge】
英検対策をするならどんな英語塾?
小学校高学年になると、英検を目標に英語を勉強するご家庭も多くなります。
英検には級があるため、
「まず5級」
「次は4級」
「最終的には3級を」
というように目標を設定しやすいのがメリットです。
ただし、英検対策を目的に塾を選ぶときは、合格実績だけで判断しないことをおすすめします。
「英検対策」といっても、内容はさまざまです。
たとえば、
- 単語を覚える
- 文法を学ぶ
- 過去問を解く
- リスニングを練習する
- 音読する
- ライティング対策をする
などがあります。
問題の解き方だけを覚えて合格を目指すのか。
それとも、級に必要な英語を理解しながら学習するのか。
同じ合格でも、その後につながる英語力は変わってきます。
特に英検3級以降になると、ライティングや面接も入ってきます。
英検をゴールにするのではなく、英語学習を続けるための一つの目標として利用するとよいと思います。
英語力自体を高めることを目的に、英検なども取り入られるCampus Top(キャンパストップ)は検討の価値があるでしょう。
▷ 公式HP|小学生からのオンライン英語専門校はCampusTop!
小学校高学年の英語塾を選ぶときに確認したいこと


体験授業に行く場合は、授業が楽しかったかどうかだけでなく、次のような点も見てみてください。
- 初心者でも参加できるか
- どんな教材を使っているか
- 文法だけに偏っていないか
- 音声を使った学習があるか
- 英文を読む機会があるか
- 宿題はどのくらいあるか
- 英検対策はできるか
- 中学生になっても続けられるか
- 欠席した場合のフォローはあるか
- 子ども本人が無理なく通えそうか
高学年になると、学校の宿題や他の習い事も増えてきます。
どれほどよい塾でも、通うこと自体が負担になってしまえば長続きしません。
通塾時間まで含めて、現実的に続けられるかを考えてみてください。
英語塾は費用だけで決めない
英語塾を選ぶとき、月謝はもちろん大切です。
ただ、月額料金だけでは比較できないこともあります。
たとえば、
- 入会金
- 教材費
- 季節講習
- 英検対策講座
- 模試
- 管理費
などが別にかかる場合があります。
また、週1回の授業でも宿題や家庭学習のサポートが充実している塾もあれば、授業時間だけで完結するところもあります。
「月謝が安いか高いか」だけではなく、その金額で「どこまで学習できるのかを比べる」のがおすすめです。
小学校高学年の英語塾は「通えば安心」で選ばない


英語塾に通わせると、親としては少し安心します。
「これで英語は大丈夫」と思いたくなる気持ちもよく分かります。
ただ、塾に通うことそのものが目的になってしまうと、思ったほど英語力が伸びないこともあります。
大切なのは、塾で何を学び、家庭では何を補うのかを考えることです。
学校や塾で単語・文法を学ぶ。
家庭では英語を聞いたり、本を読んだりする。
必要なら、オンライン英会話などで英語を使ってみる。
一つの場所にすべてを任せる必要はありません。
お子さんの現在の英語力と、これから必要になる力を見ながら、無理なく続けられる英語塾を選んでみてください。



